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バンドマスター 土田盈
中学3年生のある日、今まで聴いたことがない音楽がラジオから流れてきて、心をうばわれてしまった。
あとでそれがジャズであるときかされた。
吹いてみたい、楽器が欲しい、経済的をみればそんな要求が出来るわけがない。
しかし我慢の気持ちが母親に伝わり、ある日、母から1万円札が手渡された。
母が夜なべして内職で貯めた大事なお金と知っていたが、楽器店へ向かった。
しかしトランペットは買えないでしょんぼりしていたら、店員から「クラリネットの中古品ならあるよ」と言われて、すぐ「それ買います」と言ってしまった。
管楽器からリード楽器に転向して72年が経った今日、70年経っても当時の記憶を消すことはない。
私のハートには母の思いやり、愛情を痛感し、寝ても覚めても上手くなりたいと練習を積重ねて18歳頃には、生活を助けるためにネオン瞬くなかで吹いていました。
ライフワークとして生きる糧として人生を過ごせたこと、母に感謝です。
そして一緒に演奏を手伝ってくれたメンバーに感謝です。